〒891-2111
鹿児島県垂水市新御堂1322-5
☎32-8282
昭和3年創業、途中で30年程休業したが八千代伝は今年で85年の歴史ある垂水の焼酎です。平成16年10月、30年の時を超え八木永寿さんが猿ヶ城に焼酎蔵を建設、多くの方の応援と家族の支えのもと次々とおいしい焼酎を作ってこられた。
今回発売される「寿々 八千代伝」は10年間、かめ壺に仕込んだ長期熟成焼酎でアルコール度数35度です。
地元で作られる「黄金せんがん」という品種のサツマイモだけを使い、猿ヶ城のおいしい水で作られる焼酎で8月~12月まで製造される。
垂水で焼酎といえば「八千代」しか知らない世代で祝い事、親達の晩酌は「八千代」だった。昭和50年頃からみかけなくなり,PTA活動を通じて知り合った栄寿さんが「八千代伝」として復刻された。初出荷の焼酎を予約して冊子と共の大阪の兄に送った。(八千代を思い切り飲んだ世代)
一旦辞めた企業をあらたに創める事のたいへんさが冊子の文面から伝わった。同時に人間味あふれる友人、仲間がたくさん応援して下さったり家族の(特に奥さま)支えが社長のやる気を奮い立たせた事も知りました。
子育て中、永寿さんは配達の赤い軽トラに二人の息子さんを同乗してお客さんに頭を下げる父親の姿をみせていらっしゃいました。二人とも八千代伝の蔵で黙々と働いておられます。よき後継者が育たれましたね。
社長の御苦労の10年間、蔵長、従業員、応援して下さった友人、親せきの方の思いの詰まった「寿々 八千代伝」がおおくの方にのんでいただけますように。そして天国のお父様が「永寿、ゆ、きばったねー」と仰っているでしょう。