2018年NHK大河ドラマは「西郷(せご)どん」に決定した。垂水からも垂水島津家、新城島津家家臣だった人々450人が参戦している。
『垂水においても郷土史研究家山之口栄之氏が昭和3年、西南の役に従軍された故老の方より話しを聞かれそれをまとめたものです。また後者は従軍者の一人である堀之内雄輔氏が書かれた従軍日記です。時あたかも本年は西南の役100周年にあたります。この史料を子孫に語りつたえて頂きたい。』
『 特に中心をなしている立山健氏は15歳で従軍され戦いの当初より田原坂、豊後路、可愛嶽突破、城山陥落まで従軍されていて話しも確としたものがあり転戦の経路もよくわかる附録の地図は同氏の転戦記録を図示したものである。立山氏は下宮出身である。全体を通して門出,行軍、人心、西郷隆盛の映像などが記載され陣中のエピソードなどの記載も興味ぶかいものがある。』 町田満男
史料としてまとめられた町田満男先生も垂水の郷土史研究の第一人者です。個人で手書きの資料として残っている。今回大河ドラマに西郷さんが取り上げられるにあたり、垂水と西郷さんの関わりを調べていきたい。