垂水市の教育委員会が発行しております「垂水市史」には各専門ごとに郷土に関する資料があります。
ここ「文行館」には故郷に帰省した際に自分のルーツを捜したり、垂水に本籍はあるけれど都会にすんでいて、自分達の御先祖がどんな人だったのか調査に来館されます。
今回は「垂水の諸家略系図」の中から調べた「垂水における苗字」を紹介していきます。専門家ではありませんのでさらっとしか紹介できませんが垂水にゆかりのある方々の参考になれば、そして夏休み故郷に帰省された折今一度自分の祖先について考えて見られませんか。
垂水市の資料に残されている家系図はもともと個人宅に大切に保管されていましたが古い家屋が空き家になったり何代もその家を継ぐという事がなくなりつつある事を危惧された郷土史の中島信夫先生、町田洋一先生を中心に一軒一軒訪問され、その家の家系図をお借りしてまとめあげられた資料です。
島津氏が垂水に「垂水島津家」を確立した1500年代後半から1600年代に各地から島津家の家来としてこの地に移り住んだ方々が大半ですがではそれ以前はどこにいてなにをしていたかなどを紹介していきます。まともに漢文も読めない私ですが、そこは今年3月市役所を退職した東洋史が専門のS氏に教えて頂きながら・・・やってみます。(自分の勉強も兼ねて。)
1回目は桑波田氏について紹介します