国道22号線~森の駅猿ヶ城へ続く農面道路は菜の花でいっぱいです。今咲いているのは昨年植えた毀れたねがいち早く咲いたものです。田んぼに植えられた菜の花は今からおんだんこら祭りに向けて咲き始めます。
昭和30年代、おんだんこら祭りの日は学校が休み(入学式が4月1日だった)で田畑、馬込、井川集落付近は露天商や旅廻りの芸人さんで賑わった。
旧暦の三月節句で各家庭で節句菓子と言われる『しぐれ、ふくれ,ようかん、かるかん』などを2日がかりで作っていた。(子供心にいっきに春を感じた)。
おんだんこら当日はちらし寿司が作られ子供達は少しばかりのおこずかいを貰い、店先をウロウロした。その頃、田んぼは菜の花とレンゲ草がまるでじゅうたんのように咲き誇っていた。
地域振興計画で水之上地区は振興会を中心に3年前から『水之上笑楽校』なる組織を立ち上げこれからの水之上をどうするか検討、国道220号から猿ヶ城への3本の農道に彼岸花、コスモス、そして菜の花を植えて住民の意識改革にのりだした???。初めての挑戦に公民館主事のTさんは第1回水之上笑楽校のイベントの最後は感極まり涙された。(ついもらい泣き)
4年目は田んぼの菜の花作付も2倍になり水之上地区の展望は明るい。