民泊、広島市井口台中学校

 11月6日13:00~7日9:00まで約20時間一緒に過ごした広島市井口台中学校の生徒さん、先生154名の皆さんアッという間でした。それでも2度とない中学校の修学旅行先を垂水に選んでいただいたのですから私達受け入れ家庭もそれぞれの体験を用意してスタンバイしています。

 今回、我が家では着付け体験(子供達が希望すればですが、ほとんど着たがります。)足袋のはき方、ひもや帯の結び方、歩き方、写真の写り方など教えます(自己流?)

 民泊専用の長靴にはき替えて柿の収穫、その場でガブリ(初体験)

 庭にしつらえたかまどでバームクーヘン作り、はがまご飯のお炊き方などの体験をしました。14歳の子供達がこれから70年先を生きる時どんな災害にあっても生き延びる手段として薪を集め火を燃やし、煮て食べる事を覚えてほしいから。(広島の土石流災害地から15分ぐらいの学校だそうです。)

 夕方温泉に行きましたが「温泉」と「銭湯」のちがいがピンとこないらしく帰りの車中で大激論です。

 夕食もきれいに食べてくれました。お土産の柿とサツマイモもしっかりかばんの中に収め、隣の部屋で夜遅くまでぺちゃくちゃ、きゃっ、きゃっと楽しそう。(自分の修学旅行を思い出しながらいつの間にかぐっすり)

 お別れの朝はいつもながら名残惜しく、今回も布団を丁寧にたたんでくれました。

 閉村式で垂水の民泊家庭のお父さんお母さんでする長渕剛の「乾杯」の手話ですが結成丸1年にしてやっとそろってきました。今回は井口台中学校の校長先生と担任の先生も飛び入りで手話に参加して下さり、盛り上がりました。最後に生徒さんのステキな合唱で締めくくりました。

 来年もまた来てくれるそうです。やったー(元気でいなくちゃ)