2014年4月にオープンした山中貞則国会議員の自宅が「顕彰館」という資料館になっています。いきいきサロンのみなさんで出掛けました。
小学校高学年の担任の先生がとても面白い子だから奨学金を受けて中学校に出しなさいとお母さんを説得「都城中学」をでて、台湾師範学校から地元の教員になり終戦、南日本新聞社を経て弱冠25歳で政治家になった。
国会議員初登庁、当時の総理大臣吉田茂氏に挨拶、無視され「おいこら、吉田」と言いがかりを付けたエピソードは有名らしい。防衛、環境通産、税制、農業、畜産、水産の分野でめざましい実績を残したという。
自分が余生を故郷でのんびりすごす為に建てた自宅にわずか60日しか住まず数多くの遺品だけが残され現在資料館として無料で開放している。
47年にわたり、戦後日本の政治を動かしてきた人,吉田茂、佐藤栄作、田中角栄、中曽根康弘、二階堂進、竹下登とそうそうたる政治家の写真がある。
大隅半島を代表する政治家、山中貞則氏、二階堂進氏は自分の子供には地盤を継がせなかった。山中貞則氏は世襲はさせないと遺言だったそうだ。
苦労して政治家になった方だけに案内の方の説明にも山中氏の人柄を充分感じられた。