ひろば欄に中馬さんが投稿

ひろば欄に中馬さんが投稿-1

 終活は「荒れた竹林を桜の園に」と題して南新聞ひろば欄の投稿されていましたので内容を紹介します。 大隅活性化プランナー  中馬吉昭(71)

 私は昨年、妻は今年70歳になり、人生の第3コーナーを回り最後の直線に差しかかったところです。人生の最後を飾る「終活」をどうするか、とても大事なテーマだと思います。私は36歳から千本イチヨウを育て始め、一応の成果を得て、深秋には多くの方々が訪れて下さいます。終活に選んだのは千本イチョウ園の隣地の荒れた竹林を桜の園の変えようとする計画です。そしてその桜の樹下を水仙で満そうとするものです。既に計画は昨年から緒につき今年は小さな苗木に数輪の花を着けました。しかし、この計画の土地の大部分はかなりきつい傾斜地で体を支えるのも難しく植栽後の草や竹との戦いは大変です。 でも最もたいへんなのは自分の心との戦いです。「年老いた」とか、怠け心が頭をもたげます。そんな心を制するのが一番大変な事かも知れません。西行の「願わくば花の下にて春死なん、その如月の望月のころ」。そんな事をおもいながら、汗を流し夫婦で励んでいるところです。

 60歳の定年もゆくゆくは65歳、70歳と変わっていくでしょう。永年培った技術、趣味の域を超えた才能を垂水の為に活かしていただけるとすばらしい観光、活性化につながります。シニア世代!!万歳