2月12日(火)いきいきサロンのメンバーを中心に運営委員、スタッフ、人形提供者19名で鹿児島谷山にある考古歴史館に「春を呼ぶふるさとの人形展」を観に行きました。展示する人形の発掘で何回も垂水に通って下さった学芸委員の秋吉様とお父さんは垂水出身という中村様が案内して下さいました。
土人形は一般庶民が手に入れやすいような価格設定と生まれてくる子供達の健康祈願などそれぞれの思いをこめて犬、猫、武者人形、金太郎、力士ひな人形、舞姿、菅原道真、虎などが作られました。
今回展示してある人形は伏見人形、古賀人形、垂水人形,帖佐人形、東郷人形、宮之城人形、一点しか現存していない苗代川人形などが展示してあり人形の歴史、土人形に対する人びとの思い、鹿児島県内の土人形が一同に展示されたのは初めてではないかと言われています。
今回垂水人形を個人で展示された渡辺さんは垂水人形の発祥の子孫です。大正時代は20軒で製作され年間500個~800個作られ販路は大隅、指宿方面だったそうです。戦後は満彦氏の息子、操氏が先代から残された型で節句の時だけ作っていたがッ昭和30年代に途絶えたとの事です。
午後から近くにある精泉寺跡の「新城島津家初代