5月15日(日)垂水市歴史研究会11名で桜島沖合に浮かぶ新島に行きました。
新島は1779年(安永8年)11月7日夕方から地震が頻発し8日昼過ぎ桜島南部から大噴火が始まり9日には北岳北東部山腹から溶岩の流失が始まり10日には海岸に達した。翌年1780年8月には桜島北東海上で海底噴火が発生、続いて1781年4月にはほぼ同じ場所で海底噴火およびそれに伴う津波が発生し被害が出た。一連の海底火山活動によって桜島北東海上に燃島、硫黄島、猪ノ子島など6つの火山島が出来た。その中の最も大きい新島は1800年頃から人が住むようになり多い時は200名程の住人がいて分校もあった。最近まで住人がいたらしいが現在は無人島で釣り人や観光客の為に近くの港から12人乗りの定期漁船が出ている。
桜島爆発の中で1779年の「安永の大噴火」が一番大きな噴火で垂水村史の中には伊地知季虔が記録した『桜島燃記』がある。
1時間半程、島内を散策した。海岸線を一周しようと道なき道を進んだがあまりにも草が生い茂り、途中で引き返した。(ちょっとわくわく、どきどきの探検、一歩間違うと遭難?)年齢を考え、引き返して正解だったかも。