箪笥の中の観光資源

 現在垂水、民泊受け入れ家庭の大半は60代~70代の皆さんです。国内の修学旅行生の体験は田舎の農業、漁業、郷土料理、などが喜ばれます。受け入れる私達もまるで都会の孫が帰ってきたような気分で、とれたての野菜、魚で自慢の料理を一緒に作り、食べ楽しみます。都会のあわただしさの中では味わえない温かさ、ゆったりとした時間、自然の心地よさ、そして受け入れ家庭とのふれあいが観光地では味わえない喜びです。

 外国(インドネシア)の生徒さんは垂水に日本の文化を求めます。今喜ばれているのは着物を着て日本らしい景色での写真撮影です。受け入れ家庭の皆さんの若い頃の着物がたんすの中で眠っています。洋服と違って着物は親子3代までは着られると言われ、なかなか手放せないのが現状ですが「もう子供達も着ないから」とたくさんの着物を提供していただきました。

 踊りを習っていた方々は蛇の目傘、髪飾り、袴、刀(レプリカ)も頂きました。インドネシアの生徒さんはおお喜びで写真に収まっています。

 箪笥、押し入れに眠っていた垂水の観光資源 万歳!!