明けましておめでとうございます。3ヶ日寒い日ばかりでしたが県内大きな事故もなくスタートしました。
垂水の新春の恒例行事は1月5日「成人式」、6日消防出初め式、7日「七草祝い」と続きます。出初め式は雨の為パレードは車だけでした。。例年ですと市内9分団の消防団の方々のパレードや垂水小学校での放水などにぎやかです。垂水小学校校庭がグランド整備中で今年は使えませんでした。
7日「七草祝い」は他県では七五三の祝いと同じですが数え7歳になった男女が正装で7軒の親戚を周り「ずし」をもらい、厄を払うというものです。
「ずし」は「七草がゆ」に代わる郷土料理ですしでもなく炊きこみご飯でもない昔から「七草祝い」に作られていました。具はその家庭によって異なりますが実家の「ずし」はサトイモがごろごろ入っていてあまり美味しくなかった。、姑の作る「ずし」が野菜こんぶシイタケ、大根、ニンジン、あげ、つけ揚げ、かまぼこなどがはいって私好みで現在我が家は姑流の「ずし」です。
公民館主催の七草祝いが11時半まであり、それから7軒の親戚に「ずし」を貰いにいく。夜は皆でお祝いをするのが現在の垂水流七五三です。
こぼれ話
65歳の私にも七草祝いの思い出があります。12月に入ると母と姉が夜なべをして七草の着物を縫ってくれました。茜色の生地に白い折鶴の模様のある着物でした。姉に手を引かれ7軒の親戚を廻って「かわいいね」とほめてもらい嬉しかった事を覚えています。七草が終わるとその着物は母の手で綿入れの羽織に縫い直され、永く愛用しました。子供も5,6歳になるとちゃんと覚えているんですね。