戦争、証言者

今日6月4日(土)の南日本新聞に『市広報紙全国入選』の記事が載った。

 昨年の8月「広報たるみず」の特集として取り上げた海潟の福浦さんの証言を垂水高校の生徒たちとともに取材したものです。福浦さんは特攻隊、シベリア抑留を体験し昭和22年に帰国された。

 戦争で生き残った方々はいろいろな思いがあり戦争体験を語ろうとされない。福浦さんも同じで70年ずっと沈黙されたままだった。福浦さんのかたくなな心を開き、後世へ語ろうと思われたのは取材した迫田さんの人柄だろう。

 広報マンとして4年間近くでみていた一人として彼の人間性は「相手に威圧感を与えず、忙しい事を態度に出さず、やわらかい言葉、笑顔、取材の為なら休日も夜間もいとわない姿勢」そしてこの仕事が好きだった。

 4月の移動で他の部署へ変わったがこの4年間で培った人脈はこれからの垂水の発展に活かして下さい。おめでとう。